2014年4月10日木曜日

長野日報での記事より ソーラーシェアリングの農地の転用を不許可とした

長野日報より引用
 南箕輪村大芝で、営農を継続しながら太陽光発電設備を設置して発電する「ソーラーシェアリング」計画が持ち上がっている。神奈川県の業者が約2万平方メートルの牧草地で計画。農地の一時転用の申請を受けた村農業委員会(宮下勝美会長)は7日に総会を開いたが、「継続的な営農は難しい」として転用を不許可とした。業者は計画を見直し、再提出する意向を示している。

 計画によると、太陽光発電事業所のサンライズ(神奈川県秦野市)が大芝の牧草地1万9231平方メートルで、地上約3メートルの高さに太陽光パネルを取り付ける。パネル下では引き続き牧草を育て、羊とヤギを飼って新たに酪農を始めるという。発電した電気は電力会社に売却する。パネルの支柱を建てる部分の農地面積で一時転用が必要となる。

 農業委員会の総会には委員16人が出席し、全会一致で不許可とした。委員からは「(パネルの)日陰で牧草の収量を確保できるか」「営農収支計画がなく、経営が成り立つか」といった懸念や疑問のほか、「専門家の意見書がなく、動植物への影響が分からない」と、計画の不十分さを指摘する意見が出た。サンライズの関野一雄顧問が傍聴し、発言を求めたが認められなかった。

 関野顧問は取材に「牧草地は(ソーラーシェアリングに)最適。不許可の理由を検討して書類を書き直して再提出したい」と話した。5月20日までの再提出を目指すという。

 ソーラーシェアリングについては、農水省が昨年3月、営農に大きな支障を与えずに発電施設を設置するための通達を各都道府県に出した。営農の継続や、設置前と比べて8割以上の生産量の確保、品質の維持などを求めている。
引用終わり

この記事によると農業委員会は分らないことは行ってはいけないとのこと・・。挑戦はするなってことなのでしょうね。既存作物を同じ土俵の市場で販売して価格競争に巻き込まれるよりは、環境負荷の少ない農法で作った酪農というこれまでにない付加価値を見出しているのはまったく無視している事は気になります。挑戦しなことには新しい農業は始まりません。

2014年4月7日月曜日

太陽光発電設備系統連係・電力売電申し込み受付のお知らせ

電力に申請していた36円太陽光発電49.5kwが受付されました。
農地の一時転用が許可されるとすぐにでも着工出来る状態となりましたが・・・。
転用許可カモン!!